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手段と目的

投稿日:2010/08/15(日)

中国の経済指標で世界の相場が動くので、毎回見ていると、プラスの数字が先進国と1桁くらい違う。他の新興国も、似たような前向きな数字だろうと思う。

日本にもそんな時代があったらしい。
それくらい経済成長していれば、現状維持の経営でも年々業績が伸びると思われる。土地も勝手に値上がりするし、長期金利も成長率に連動するから、今から見ると驚きの数字だ。


当然、今はその逆であるから、起業や投資はオススメできないし、もし知り合いがそうしたいと言ったら、考えを改めるよう説得するのが良心的ではないかと思います。夢の売り手には常に警戒し、夢の買い手にならないようにすべきでしょう。


こういう状況下で、就職人気ランキングで公務員やToo Big to Failな大企業が上位になったり、株式市場から債券市場にマネーが流れて金利が下がるのも、日本人が賢明であることの証明であります。皮肉でもなんでもなく。


ライフスタイルの多様化というテーマは、個人的には相変わらず面白いテーマだとは思うけど、マクロな観点では、まだ一般化できるようなものではないことが分かってしまった。というわけで、投資やネットBのことは、前みたいには書けなくなった。


最近、自分にとって問題なのは、「自分がどうであるか」よりも「自分は何をするか」ということじゃないかという気がしている。「自分は何をするか」に意識を移せば、あと時間がどれくらいあるのか、ということを自然に考えるようになる。手段と目的の区別もはっきりできるようになる。それで、目的に向かって一歩も進んでいない自分を発見する。


まあ、ちょっと大げさに書いたけど、単にやってみたいことを見つけたってだけかもしれません。新発見なのか再発見なのか、さだかではありませんが。

消費税増税

投稿日:2010/08/07(土)

消費税アップの話が出ております。
増税派は、民主&自民、経団連、役人、外圧とオールスターですね。

増税派がその正当性を論理的に主張しようとも、実証的にはどうなのか? 実証のない経済談義は机上の空論といわないだろうか。3%から5%に引き上げた97年に何が起きたかを振り返る必要がありそう。どういう算数なのか知らんけど今度は5%から10%と一挙に5%アップとのこと。

今回に限らず、いわゆる頭の良い人々は、他人を説得する際に、論理と実証を巧みに使い分ける傾向があるように思われる。しかし論理と実証は似て非なるもの。耳当たりのよくて一見至極まともそうに思われる理屈を前にすると、実証精神など吹き飛んでしまいがちです。

トレードの場合は、これを勝手に使い分けると結果に跳ね返ってくる。消費税増税の場合は、経団連、役人には大して跳ね返らない。民主&自民も歩調を合わせれば問題ない。だから、都合の良いことを言っていられるようですね。


とりあえず思うことを書いておきました。

こういうのは、おかしいと思ったことを黙ってるのはどうか、という思いで書いているんだけど、批判ばっかりだと、やっぱ愚痴っぽいんだろうな。そう考えると、ポップカルチャーは偉大だ。のっぴきならないことを共感できる形にすることは、一方で現状追認になるのではないか、となんとなく思っていたのは浅はかだった。いわゆる北風と太陽っていうやつですね。

と、深く反省しながら、最近はyoutubeで勉強をしています。

http://www.youtube.com/watch?v=TTe1c7zrWok

ポンペイ展

投稿日:2010/07/11(日)

ポンペイ展がやってたので、用事のついでに行ってきました。

最初に見たのは、入り口にあった風景画の壁画で、思わずすげーと声がでてしまった。
離れてみると写実的に見えるが、近くで見ると簡略な描き方で、相当手慣れていると思った。

人物画も写実的で、ハイライトやシャドーの入れ方とか今と似たようなやり方で興味深い。彫刻も、想像していた以上に存在感がありました。


金属製品やガラス製品もたくさんあり、彫像、装飾品、剣闘士の武具、医療器具、日用品など、どれも2000年前とは思えない出来栄え。なかでも、鉛の配水管やら蛇口やらが組み合わされたボイラー付き大理石の風呂は、追い炊き可能で暖房機能もついているとのことで、18世紀か19世紀くらいの設備か? という印象です。もっとも、計算機「アンティキティラ島の機械」のように、当時の機械技術は相当な水準だったらしい。


現代人の感覚にとっては、古代ギリシャ以来の優美さや卓越性の文化は、相当なインパクトがあります。当時の技術や文化や精神は、暗黒の中世を経て消滅してしまったため、現代人の思考ツールでは測りきれないことが多くて、まさに異世界の雰囲気でした。

雑感

投稿日:2010/05/08(土)

とある平日の昼下がり、某速報スレみていたら、なんだか嫌中韓がやたら増えていた。
中韓は、わが国の愛国的輸出企業各社の大切なお客様じゃないか。

考えてみれば、ネトウヨの批判する「戦後民主主義」は、高度成長を達成するために日本が選んだ最適化戦略の一部分だったんだろうねえ。

新興国が力をつけてきたので以前ほどの輝きがなくなってきた。「日本の産業を巡る現状と課題(経産省)」上手い解決策は官僚でも分からないみたいだ。

でも、ソフトブレーンの中国人社長さんがいうように、日本が今でも一流なのは世界の常識だし、それを「普通の国」にしろとかいう人たちは、奇跡とも称されるわが国の戦後史にたいして、一体どういう自虐史観を持っているんだろうかと疑ってしまう。「たちあがれ日本」って、勝手にコケさしてんじゃねー。

ミンス党は、自分も含めて新卒コースの外側にいる層にはフォーカスしていないから、平日の昼間から2chで叩かれてもしょうがない。この層は投票率が低いから、ミンス党の作戦は当然である。とはいえ、選挙のポスターに、ネラー系の若者の写真を一つでも貼ってくれれば良かったのにねえ。

人の役にたちたい、世間に対して物申したい、というとき、どういう層にフォーカスするか、という問題があると思う。正直に言えば、出来れば、昼間から2chにいる人たちのためになることがしたいなあ、と思いますが、そう思うたびに無力感があります。また一方で、今までのように自分が望むようにやればいいんじゃないか、とも思います。難しいですねぇ。

迷いの原因

投稿日:2010/03/12(金)

ふと気づいたことがあった。
だいたいにおいて、自分というのは間違っている。
だから、外部のものに常に修正してもらう。
こちらとしても、外部に敏感になって、「気づき」を大切にする。

しかし、やっぱり間違っているという前提がある。
論理的には、「気づき」というものはないことになってしまう(もっと論理的には、「間違っているという前提」という言い方がトートロジーっぽいが)。

ここらへんに「迷い」の原因があると思った。

この日常は、自分の正しさを証明する場なのか、それとも自分の間違いが修正される場なのか。
この問いにも答えがないのだろう。


ともかく、前に進もうではないか~。
かろうじて「前に」と言い得るのは、少なくとも時間は一方通行だからである。
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